猛暑が一段と進行、夜間の熱中症対策も重要に

 8月に入り、全国的に暑さがさらに厳しくなってきています。
 特定の地域だけではなく、どこもかなりの暑さですね。

 最も気温が上がったのは、岐阜県美濃市で38度4分。全国アメダスの約1割にあたる184地点で35度以上の猛暑日、8割近くにあたる802地点で30度以上の真夏日とのことです。

 夜になっても気温があまり下がらず、夜間の熱中症にも注意が必要と報道されています。

 梅雨明け後は、気温が急に上昇するのに対し、身体が暑さに慣れていない、適切に汗をかけないため、熱中症の発生が多くなると言われます。

 そういうこともあり、昼間についてはよく警戒しますが、夜間は昼間ほど気にしていないことが多いようです。

 そのため、夜間の熱中症にも注意が必要と言われても、どうすればいいのか、今一つ明確ではないかもしれません。

 夜間の熱中症対策について、識者のアドバイスをネットなどで拾ってみました。

(1)温度対策

 エアコンを一晩中使用する方がよい。夜間に熱中症で死亡することもあり、そういう場合は、エアコンをつけていないことが多い。

 冷気が苦手、体が冷えることへの対応も必要。風が直接体に当たらないよう扇風機を上向きに回転させ続けて部屋の空気を流す、タオルケットなどをかけて寝るなどする。

 同じ部屋に2人以上が寝る場合には、それぞれの感じ方を確認し温度設定をする。
 一番暑いと感じる人に合わせることになるが、それ以外の人は、寝る場所、タオルケットなどで調整する。

(2)水分補給

 寝る前に、コップ一杯の水を飲む。

 暑い夜は、いつも以上に汗をかくので、これだけでは不足することが多い。枕元近くに水と塩分を補給できるものを用意しておく。汗が多いと、水だけでは足りない。

 アルコール、コーヒーなど利尿作用のあるものを摂取すると脱水が進行するので、寝る前、就寝途中は避ける。

(3)通気性がよく、汗を良く吸い乾きやすいパジャマやシーツを使う