交通違反、マナーの悪い自転車運転に対する取り締まり強化を切に望む声
「自転車の検挙、10年で10倍=指導・取り締まり強化-警察当局」の記事が配信されました。それによると、
昨年の検挙件数は1万7568件、過去10年間で10倍以上に増加。信号無視の9316件、踏切への立ち入りの4711件など。
指導警告票の交付は160万6029件。無灯火の47万929件、歩道通行者に危険を及ぼす違反の29万3295件など。
こういう状況のもと、警察庁として、今後も指導や交通安全教育を通じて交通ルールの順守を推進していく方針と。
(付記:交通違反のうち、悪質・危険な運転に対しては、交通切符を適用して検挙され、そこまでに至らない場合には、指導警告票が交付される。)
ヤフーニュースには、これを書いている時点で、700件以上のコメントが書き込まれ、そのうち、1000件以上そう思うがついたコメントが3件ありました。
そのコメントを読むと、警察が捕まえきれていない、見逃している事例も少なくなく、取り締まり強化を切に望む声が強いですね。
悪質・危険な運転として、
信号無視、車道逆走、歩道で速度を落とさない・速度を落とさずに歩行者の間をすり抜け、集団での歩道の占拠、、無灯火、スマホ片手、雨天時の傘さし
が挙げられています。筆者も、こうした運転によく遭遇しますし、ヒヤリとすることもあります。
自転車には、運転免許も登録義務もなく、それゆえに取り締まりのやりにくさ、効力の低さがあるのは否めません。
しかし、運転免許や登録義務を導入するのは簡単ではないでしょう。また、導入できたとしても、運転免許と登録義務のある自動車の状況を見れば、それだけで解決しきれないと思われます。
法令、制度、道路形態、車両、啓蒙・教育などに関し、人間の心理的・文化的特性も踏まえ、改善、対応強化を図っていく必要があります。
すぐには実現しなくても、声をあげたり、働きかけをしていくしかないですね。
ヤフーニュース: