東京五輪の暑さ対策

 来年開催される、東京五輪
 真夏の時期(7月24日~8月9日)であり、暑さ対策が課題。
 

 東京五輪パラリンピックの大会組織員会は、カヌー(スプリント)のテスト大会で、暑さ対策として人工雪を降らせることにした。

 会場の観客席のうち半分しか屋根で覆われておらず、人工雪で冷却効果をみる。テスト大会の競技の合間に、降雪機で氷の柱を粉砕して雪を降らせる。

 暑さ対策の当初のメニューになかったものだが、少しでもいいものはテストし、有効であれば活用する考え。

 記事の全文は、  

暑さ対策に人工雪 東京五輪、テスト大会で降雪機導入へ - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル

 

 毎年のように猛暑の日もある東京の真夏。あえてこういう時期に開催しなくてもという疑問がわきますね。1964年の東京五輪は10月開催でした。

 1968年のメキシコシティから2016年のリオデジャネイロまでの13回の大会のうち、7、8月以外に開催されたのは4回だけ。ちなみに、開催地の決まっている2024、2028年も7、8月です。

 この時期は五輪以外に世界的なスポーツイベントが少ないので、テレビ局は多額の放映権料を支払います。

 放送権料は、IOC国際オリンピック委員会)最大の収入源であり、それが各国のオリンピック委員会や各競技の国際連盟などに還元されます。

 IOCは、テレビ局の希望を踏まえ、2020年の夏季五輪の立候補都市に対し、7月15日から8月31日までの間に開催することを求めていました。

 開催日は決定しています。すでに、いろいろな暑さ対策が計画されているとのことですが、やれることは追加してもらいたいところです。観客としてもさまざま準備しておく必要がありますね。