猛暑日地点がゼロになり、厳しい残暑も落ち着く
8月23日、1か月ぶりに、猛暑日地点がゼロになったとのこと。
連日の猛暑に、いつまで続くのだろうと思われたのに、ついに終了したというわけです。
そして、しばらく猛暑は現われないようです。
秋雨前線が本州の南岸に停滞し、前線の北側となる本州は秋の空気に入れ替わり、これまでより気温が低下するからです。
みなさんの地域では、今年どれくらい猛暑日が出現していたでしょうか。
8月23日現在、猛暑日の日数が最も多かったのは、岐阜県多治見市で23日。次に多かったのは、愛知県豊田市と岐阜県美濃市の21日。
上位10位(11地点)までを見ると、岐阜県が4地点、群馬県と埼玉県が2地点となっています。
さらに、平均気温30度以上の日数が最も多かったのは、沖縄県石垣島で31日と他を引き離していますが、上位10位(14地点)までを見ると、岐阜県と大阪府が4地点、群馬県が2地点となっています。
あわせると、今年の暑さは岐阜県が厳しかったようです。
8月23日は、二十四節記(じゅうしせっき)で、立秋の次に来る「処暑(しょしょ)」(暑い時期の終わり)の日。まさに、暦の季節の呼称通りとなりました。このまま残暑が落ちついてくれるといいですね。
※二十四節記は、一年を二四等分し、各区分点の日にその季節を表す呼称をつけたものです。夏至、冬至、春分、秋分、立夏、立冬、立春、立秋などは、今でもよく使われていますね。