自転車損害賠償保険等が義務化される自治体

 東京都では、自転車損害賠償保険等の加入が努力義務となっていますが、義務に格上げする条例案(罰則は盛り込まれず)が9月の都議会に提出されるとのことです。

 保険等の加入により、自転車は車両だという意識が高まり、安全利用の推進につながることが期待されています。

 また、近年、自転車事故における高額賠償事例がいくつも出ていて、その面での対応を図る意味合いもあります。

 すでに義務化されている自治体はいくつもあります。

 埼玉県、滋賀県京都府大阪府兵庫県、鹿児島県、仙台市相模原市名古屋市、 金沢市など。

 先日、本ブログでも、「交通違反、マナーの悪い自転車運転に対する取り締まり強化を切に望む声」の記事を掲載しました。

 

hiramemo.hatenablog.com

 

 自転車運転のマナー向上には、警察による取り締まり強化だけでなく、保険加入にともなう意識づけは、意味があると思います。

 それには、日常的な啓発、働きかけが欠かせないはずです。しかし、筆者は、4か月ぐらい前に、保険加入の義務化されていない自治体から義務化されている自治体(府県で制定)に転入してきたのですが、市の方からは、関連する情報は何もありませんでした。

 ごみの排出方法を示す冊子等は必ず渡されます。これだけ、自転車の問題が大きくなっているので、自転車の安全運転、保険加入、駐輪等に関する啓発資料も渡すべきですね。