タンパク質不足を気にする前に栄養バランスを考えることが大事
日本人のタンパク質不足についての情報を見かけることがあります。そういう指摘があるとそうかなと思ってしまい、食事のことが気になります。
ヤフーニュースに、管理栄養士の方が書かれた「日本人はタンパク質不足って本当?」という記事が掲載されていました。
厚生労働省が実施している国民健康・栄養調査では、実際の食事量をキチンと報告できていない過小申告があり、タンパク質エネルギー比を見れば、タンパク質不足を示すデータはない。
スポーツ選手でも、給食メニューのようなバランスの考えられた食事ができていれば、タンパク質が不足するようなことは考えられない。
運動部の子どもでも基本的にはプロテインサプリメント不要で、利用するのは、運動後しばらく食事ができなそうな時。高齢者には栄養補助のサプリメントはありうる。
とのことです。
(記事全文 https://news.yahoo.co.jp/byline/naritatakanobu/20190725-00135652/ )
日本人全般について、タンパク質不足を気にする必要はない、重要なのは、栄養バランスということです。
個人単位で見れば、毎回、給食メニューのようなバランスの考えられた食事をしている人は、どれくらいいるのでしょうか。
上記の管理栄養士の方は、別の記事で、栄養バランスのとれた食事をとることが難しいことに言及しています(知識不足、忙しさから対応できないことがある)。1食・1日単位でバランスがとれなければ、1週単位でバランスを図る考えもあると。
まずは、毎食・毎日の食事の内容を把握し、それから栄養バランスのとれたものかを確認していく必要があります。タンパク質不足ではなく、別の問題があるかもしれません。
以前、健康診査で栄養不足を指摘されたことがあります。そのあと、肺炎にかかってしまいました。
そうなると遅いので、健康診査後の栄養相談などを利用し、自分の食事の状況についてみてもらうといいのではと思います。