空飛ぶクルマの実現に向け、浮上実験が公開

 NECは、8月5日、「空飛ぶクルマ」の試作機を開発し、浮上実験を公開した。

 試作機は、高さ約3メートルまで浮き上がって空中を数分間漂った後、元の位置に着陸した。

 昨年12月、経済産業省国土交通省が取りまとめた、日本における「空飛ぶクルマ」の実現に向けたロードマップの第一段階。2019年には、試験飛行や実証実験等が行われる。

 「空飛ぶクルマ」は、都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの構想。日本における新しいサービスとして発展させるため、官民のさまざまな分野の関係者が、開発を進めていく。

 今後、ロードマップでは、2023年には物の輸送の実用化、2030年には地方、都市部での人の移動の実用化を目指すことになっている。


 空の移動は、現在は、飛行機、ヘリコプター、無人ドローン。これに加え、人を乗せて空中を移動する「空飛ぶクルマ」が実現するとみられています。

 「空飛ぶクルマ」について、世界各国で多種多様な試作がなされており、アメリカが先行しているとのことです。

 ドローンの有人飛行も現実味を帯びていると言われ、将来、映画のスター・ウォーズに描かれているようなシーンが見られるのでしょうか。

 2020年の東京オリンピックパラリンピック開会式の聖火点灯を「空飛ぶクルマ」で行う構想もあるとか。とても楽しみですね。


NECの公式動画があります。

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